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イーサリアム、3,000ドルの大台を超えて史上最高値を更新

イーサリアム(ETH)は、Bitstamp取引所で3%に上昇し、昨年5月3日に初めて3,000ドルの大台を突破しました。これにより、イーサリアム(ETH)はこれまでの1年間で300%の上昇となり、ビットコインの95%の上昇を上回っています。

香港を拠点とする仮想通貨プラットフォームQ9 capitalのManaging DirectorであるJames Quinn氏は、ロイター通信社とのプレスリリースの中で、ETHの価格上昇は「ビットコイン(BTC)の2020年後半の上昇に追いついた」と述べています。

ETHとBTCのクロスレートは、今年に入って100%以上上昇し、5月2日には過去2年半で最も高い値を記録しました。さらにQuinn氏は、デジタル資産やDeFiに関するエクスポージャーを得る投資家が増えたことで、第2位の仮想通貨であるETHに向かう動きが変わってきていると付け加えました。

最初は、多くの機関投資家がこの分野に参入してきたため、ビットコインが最初の呼び物になっていました。しかし、この半年間でラリーが成熟してくると、DeFiが登場し、DeFiの多くはイーサリアムをベースに構築されています」とQuinn氏は付け加えました。

また、香港のブロックチェーン企業Kenetic CapitalのマネージングパートナーであるJehan Chu氏は、DeFiの取引量の急増がイーサリアムの価格を押し上げ続け、より多くの投資家が仮想通貨に自信を持ち、イーサリアムを安全な第2の資産と見なすことにつながると述べています。

さらに、ニュースサイト「Bloomberg」は、欧州投資銀行がイーサリアムのブロックチェーン上でデジタル債券を発行する計画であると報じました。そして、カナダ政府は去る4月20日、3つのイーサの上場投資信託(ETF)、すなわちPurpose Ether ETF、CI Galaxy Ethereum ETF、Evolve Ether ETFの発売を承認しました。

また、ベンチャーキャピタル大手のアンドリーセン・ホロウィッツが、仮想通貨関連の新興企業やビットコイン、イーサリアムなどの主要な仮想通貨に10億ドルを投資する計画であることを、世界的な経済誌「フィナンシャル・タイムズ」が4月30日に報じました。

イーサリアムが最高記録を達成したことで、ロシア系カナダ人のプログラマーでETHの生みの親であるVitalik Buterin氏が世界最年少の仮想通貨億万長者になったと、NFTコレクターのJustin Trimble氏がTwitterに投稿しています。

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