Australian based broker SelfWealth adds crypto to its platform

オーストラリアの証券会社SelfWealthがプラットフォームに仮想通貨を追加

7月12日付の地元紙「Australian Financial Review」の報道によると、オーストラリアを拠点とする証券会社プラットフォーム「SelfWealth」が、システムに仮想通貨を追加することを計画しているといいます。同社は、暗号資産を取引するための機能を追加するために、さまざまな暗号取引所と交渉を進めています。

同社は、ビットコイン(BTC)やイーサ(ETH)を含む10種類の仮想通貨を追加する予定で、今年末までに統合されたサードパーティウォレットに配置される予定です。従来の株式取引と同様に、SelfWealth社は、顧客に代わって行うすべての仮想通貨取引に対して、一定の割合の手数料を請求します。

暗号ニュースサイトCoinDeskの報道によると、SelfWealthのCEOであるCath Whitaker氏は、オーストラリア証券取引所(ASX)のClearing House Electronic Sub register System(CHESS)を通じた現地および米国の株式の取引とともに、暗号の売買を行うことは「オーストラリア初」であると述べています。

米国などの他の国では、Robinhoodのようなプラットフォームにより、トレーダーは株式と仮想通貨を一箇所で購入することができます。しかし、オーストラリアではSelfWealthの提案するプロジェクトまでは、まだ実現していませんでした。

さらに、Whitaker氏はCoinDeskとの同じインタビューで、「人気のある投資タイプの間を移動するには、通常、複数の取引プラットフォームへのアクセスが必要で、投資家が何度もお金を動かす必要がある」と言及しています。

SelfWealthは、古いCHESSシステムを分散型台帳技術で変更し、決済プロセスや取引を高速化したいと考えています。しかし、世界的なニュースプロバイダーであるロイターが2020年10月28日に報じたところによると、ASXがブロックチェーンベースの決済システムの立ち上げ時期を2023年4月まで延期して以来、この点について大きな進展はありませんでした。

より速く、より便利な取引への需要が高まっているにもかかわらず、ASXはプロジェクトを完成させることができず、今日に至るまで何のアップデートにも言及していません。

SelfWealth社は、ASXに登録されている企業で、95,000人以上の投資家を抱える国内最大級のノンバンク系オンライン証券会社のプラットフォームです。現在、同社のプラットフォームには総額約44億米ドルの有価証券があります。

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