中国人民銀行、ステーブルコインのリスクに懸念を表明

中国人民銀行(PBoC)の范逸飛(ファン・イフェイ)副総裁は、去る7月8日、CNBC(Consumer News and Business Channel)の報道の中で、テザー(USDT)のようなステーブルコインが、世界の金融・決済システムに脅威をもたらす可能性があると懸念を表明しました。

范逸飛氏は、北京語から英語に翻訳されたCNBCへの声明の中で、「一部の商業組織のいわゆるステーブルコインは、国際通貨システムや決済システムなどにリスクと課題をもたらす可能性があります。」と述べています。

范逸飛氏は、民間の決済システムの発展は憂慮すべきものだが、PBoCは独占や「資本の無秩序な拡大」に対抗するための対策を講じていると強調しました。また、アリババのアント・グループや決済サービス業界の他の企業に対して行ったのと同様に、グローバルなステーブルコインの国内での普及を制限していることにも言及しました。

中国のメディアである中国国際電視網(CGTN)によれば、范逸飛氏は昨年7月8日に北京で行われたメディア会見で、ビットコイン(BTC)やステーブルコインなどのデジタル通貨に慎重な姿勢を示し、「これらの通貨は投機的なツールであり、金融の安全や社会の安定に潜在的なリスクをもたらす」と述べ、さらに「これらのコインは『マネーロンダリングや違法な経済活動』のための装置にもなっている」と付け加えています。

PBoCは昨年7月6日、地元のソフトウェアメーカーであるBeijing Qudao Cultural Development Co. Ltd.が、仮想通貨取引に関与した疑いがあるとして閉鎖されました。北京金融監査局とPBoCが発表した共同声明では、国内の仮想通貨取引投機を規制し、国民の財産の安全を守るために、Qudaoの業務停止とウェブサイトの停止を命じています。

一方で、PBoCのデジタル通貨研究の責任者であるMu Changchun氏は、PBoCのデジタル通貨は、AliPayやWeChat Payなどの主要な小売決済サービスのバックアップであることを強調しています(CoinTelegraphのレポートより)。また、范逸飛氏は、この招待制のデジタル人民元システムには、執筆時点で1,000万人以上のユーザーがいると話しています。

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